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Top Gear 06-05: Maserati GranSport

Top Gear 01-08 でジェレミーから酷評されたクーペ Maserati 3200 GT の改良型として発表された GranSport にリチャードが試乗します。

大量のハエを吸い込みそうなグリル、サーフボードのようなサイドスカート、19インチのタイヤ。3200 GT よりもハードコアなルックスに進化したのは明らか。

それはさておき、リチャードにとって気がかりなのは、3200 GT が制御に困るほどの身に余るパワーをすでに持っていたにもかかわらず、GranSport がそれを上回る馬力を持つクルマへと改良されたこと。でも、走り始めてすぐに GranSport がパワーに負けていないことを実感した様子。違いがわかる男、リチャード・ハモンド。

3200 GT よりも大人っぽくなった GranSport からは自信と落ち着き、強大なパワーをすべて使いこなせるという手応えが感じられるようになった、とリチャードが称賛。排気音が大きくなる SPORT モードも気に入ったよう。見て、この、顔からはみ出しちゃいそうな笑顔。 7 more words

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Top Gear 06-04: BMW 320d

今回リチャードが試乗するのは、かつてビジネスマンの間で大いに人気を博した Ford Mondeo にとって代わる存在としてよく売れている 4 ドアセダン BMW 3 Series のディーゼルバージョン。中心的な顧客層であるビジネスマンの往来が一日中絶えない高速道路 M4 を走ります。

モデルチェンジが不評だった 1・5・7 Series と比べると、保守的な印象と言わざるをえない地味な外観。ダッシュボードも直線的なデザインに変わり、リチャードいわく「味気ないことセロリのごとし」。「僕が大好きな Z4 のように 20 年後も人々の記憶に残るクルマ、というわけにはいかないだろう」とコメント。

しかし、マシンとして見ればよくできているという 320d。旧モデルよりパワフル、路面による突き上げが気になるランフラットタイヤ (パンクしても所定速度を守れば一定の距離を走行できるタイヤ) に合わせて開発されたサスペンションによって実現した快適な乗り心地、充実の標準装備、そして BMW のお家芸として絶対に外せないハンドリングのよさには、リチャードも納得できた様子。「4ドア、4人乗り、ディーゼルエンジンのセダンなんて、うんざりするほど退屈なはずなのに、これは違うんだ」と褒めていました。

£10000 も安くて上質な Ford Mondeo よりも多く売れている事実は BMW のバッジが持つブランド力が非常に強いことを物語っていますが、売れ続けることによって希少価値が薄れ、かつての BMW が漂わせていた「特別な存在」としてのオーラが消えてしまったことを、リチャードは残念がっているようでした。

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Top Gear 06-03: Aston Martin DB9 Volante

今回のレビューでは、リチャードが Aston Martin DB9 Volante とともに、警察による取り締まりが厳しいことで知られるウェールズ北部へ向かいます。

美しさとカリスマ性を併せ持つ DB9 のソフトトップを「しばらく黙っておくから、よーく眺めてみてほしい」と紹介。うっとりした表情で静かに話すリチャードの横顔に思わずゾクッ。何度見てもドキドキさせられます。

「ルーフをなくすと操作性も失われる」という定説は Aston の技術を以ってしても覆すことはできなかったよう。ハードトップの DB9 に比べるとボディのねじり剛性が低く、柔かいサスで不安定になり、最高速度でも劣る Volante。リチャードの謎の算数の授業には笑ってしまいました。

とはいえ、Aston には万人受けするクルマとして生き続けてきた歴史があります。DB9 Volante の人気を確かめるべく、街頭アンケートを行うことにしたリチャード。「子犬と Volante とどっちが好き?」って、対戦相手の選び方を間違えてしまったため、結果は Volante の惨敗 (そりゃそうだ)。でも、わんこを抱っこするリチャードが見れたから、わたしは満足です。

それでも「このクルマを運転する時の体感全体に価値があるんだ。この喜びは一生忘れられない思い出になるよ」とリチャードが感慨深そうに語る場面は印象的でした。このアングルから見る横顔が最高。

そして何より、一つだけハードトップがどう頑張っても敵わない魅力を DB9 Volante は持っています。それは 6L V12 のエンジンが奏でる力強い音が耳を喜ばせてくれること。リチャードは「耳がとろける」と表現していました。トンネル内で思い切りアクセルを踏み込み、爆音を響かせて満足そうに走るリチャードの姿は、既視感でいっぱいだけど、やっぱり何度見ても楽しい。

一度では物足りなかったリチャードは、すぐに U ターンしてトンネルの中へ戻っていきましたとさ。欲張り屋さんリチャード、かわいい。

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My Car Update - 1000 Miles With the Jaguar

It has now been around 3 weeks since I picked up the Jag and I have already clocked up over 1000 miles and to be completely honest, it has not been as terrifying as I had first thought. 969 more words

Top Gear 06-01: Toyota Aygo

今回リチャードが試乗するのは、Toyota が欧州で販売した中で最も小型のクルマ Aygo です。スーパーカーやマッスルカーばかりでなく Ford Focus のようなホットハッチも大好きなリチャードによる評価はどんなものになるのでしょうか。

このクルマの魅力は安くて軽くて低燃費なところ。いかに効率よく低コストで製造するかがデザインの段階から徹底的に考えられた甲斐あって £7000 という価格を実現した Aygo。

ハッチはガラス 1 枚、トノカバーの支えはひも 1 本、エンジンのシリンダーは 3 本、バンパーのボルトは 2 本… など、減らせるものはすべて減らした作り。さらに、運転席も助手席もまったく同じ形にすることでコストを下げるなどの工夫もあり、(PSA・プジョーシトロエンと共同開発とはいえ) さすがは Toyota ですね。

組み立てが簡単なため、万一の際には修理代も節約できる上、保険料まで安く抑えられるというメリットがあり、クルマの維持費を気にする人には人気が出そうな小型車です。 28 more words

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Top Gear 05-09: Mercedes-Benz G55 AMG

今回リチャードが試乗するのは、元軍用車をベースに作られた Mercedes-Benz G55 AMG。赤土の泥を撒き散らしながら採石場のラフな地表を走り回るリチャードが堪能できます。

25年ものの元軍用車に Merc SLR McLaren と同じエンジンを搭載。奇妙な組み合わせだけれど「21歳のラップダンサーが86歳の億万長者と結婚するようなもの。お互いに楽しんでる」から問題ないとコメントしたリチャード。なんか例えがエロいんですけど。

パワフルなエンジンに合わせてサスを硬くて低いものにするなどして随所に調整がなされたものの、ラフな地形を走る時には何の役にも立たないサイドエギゾーストなどの欠点も目立ち、リチャードが大好きな Bowler Wildcat のような豪快な走りには及ばず。とはいっても、Aston Martin Vauquish や Porsche 911 Turbo をしのぐ馬力を持った大きなクルマでガッタガタの地面の上を走り回るんだから、リチャードが楽しくないはずがないですね。

その後、リチャードはクルマの汚れをきれいに洗い流して夜のロンドンへ繰り出します。採石場でそこそこの走りを見せたかと思えば、都会ではどんな高級レストランや一流クラブに乗りつけても全く浮くことのない圧倒的な存在感を放つこともできる。そんな二面性を持った G55 にリチャードは魅せられたようです。

「いつでもどこでも役に立つ万能ナイフみたいなクルマ。どんな場所へ行こうと見栄えがする。世界で一番カッコいいクルマを見つけた気がするよ」と褒めまくったリチャードだけど、うーむ、さすがにそれは言いすぎかも!

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Top Gear 05-07: Ford Mustang

今回リチャードが試乗するのは、かつて BBC に寄せたコラムで「自分の両手よりも愛してる」と表現したことがあるほど大好きなマッスルカー Ford Mustang の新型。かなりゴロッとした重そうなルックスですが、走りはどんな感じなのでしょうか。

ロードムービー風のレビューが似合いそう、というわけで、英国内で最長の直線道路 A15 を走ることに。でも、リチャードにはひとつ気がかりなことが。それは… アメリカのクルマが苦手な急カーブ。これはもう Top Gear のお約束ですが、毎回それを指摘するリチャードが面白くてついつい「プフッ」と笑ってしまいます。

以前 Dodge Charger のレビューでもリチャードが言っていたように、若くして潔く散った Charger などのマッスルカーとは違って Mustang は現代まで生き残ったけれど、近年はカリスマ性のあるブランド名だけで売れてきたという一面を否定することは難しいようです。

今回のモデルは、搭載エンジンの割には馬力が小さい、時速100kmまでの加速が遅い、リアにライブアクスルを採用したために後輪の動きが悪い… などの欠点があるものの、かつての Mustang に宿っていた精神を取り戻したかのようなドラマチックな存在感、マッスルカーらしい見ごたえのある走りやノイズといった魅力もあり、リチャードは「走れば走るほどに魅せられるクルマ」と評しました。

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