Tags » Tom Hooper

The Danish Girl - a review

It’s a bit late to write about this film but I still want to do this review. It’s nagging my the back of my mind – I. 831 more words

Movie Reviews

The Danish Girl


Danish Girl, The (2015)
★★★ / ★★★★

“The Danish Girl,” directed by Tom Hooper, is a classy, heartfelt, and beautifully told story about a person, biologically male, who is born in the wrong body. 546 more words

Well, I'm Certainly Not Going Through Life With One Hand Tied Behind My Back. -- James Dean

[movie] リリーのすべて


トム・フーパー監督、エディ・レドメイン主演の、世界で初めて「生得の性別を変える」手術に臨んだ人物、アイナー・ヴェイナーとその妻ゲルダを描いた「実話に基づく」ドラマです。字幕は松浦美奈さん。

実は、この作品については長いこと予告編を見せられ続けているうちに、観る前からけっこうしんどくなっていたんですが(エディ・レドメインのつらそうな涙が精神に堪える)、ようやく公開されたということで覚悟を決めて臨んだのですが。

やはり心に堪える作品で、最終的には、非常に美しい、どこかしら清浄な光を思わせるようなエンディングを迎えるものの、そのあとにはやはり、彼らが負った傷や抱いた苦しみの重さのようなものが残ります。

特に今作でアカデミー助演女優賞に輝いているアリシア・ヴィキャンデルが演じる「妻」であるゲルダは、「愛する夫」の内面から芽吹き、生まれてくる「まったくの別人である」「新しい女性」への困惑と受容、理解と隔絶、それに対面する自らの強さと弱さの間に揺れ惑うひとつの魂として、つらくなるほどに鮮やかに描かれています。

もちろん、自身の中に「女性」をはらんでしまった「男性」としての苦悩を直接負っているアイナー(リリー)も、その痛みの重さと深さ、そしてそれを演じるエディ・レドメインの卓越した演技力という点において、実に一歩も譲るところはないのですが、個人的にはこの作品で一番重く響いたのは、ゲルダの方でした。

たとえば『キャロル』をフェミニズムや同性愛といった軸から捉える視点と同じように、この『リリーのすべて』をトランスジェンダーという観点から見つめることは極めて妥当なことであろうと思うのですが、個人的にはどちらの作品もそういった「枠」を越えた、普遍的な人間の魂の物語であるような気がします。『リリーのすべて』、というタイトルではありながらも、これはリリーとゲルダのふたつの魂についての物語ではないかと。

その観点で見ると、女性として「生まれる」ことに対する無垢な期待感と希望に、幼いとさえ言いたくなるような純粋さですべてを委ねようとするリリーと、その後に残され、「愛する夫と生きる日々」という「これまでの自分が選んだ現実」を手放し、「愛した者が消えてしまった日々」という「新しく強制された現実」を受け入れようとするゲルダの対比は、光と影を隣り合わせに並べるかのように残酷でもあります。

アイナーの方は、リリーという名の女性としてまったく別の存在になろうとし、むしろ「アイナーである自分」や「アイナーであった人生」を、耐えうるべからざる苦しみとしてそこから解き放たれようとするのですが、そうして捨てられようとする「彼」の姿も形も、そこにいたるまでのすべての時間も、ゲルダの方から見ればすべて彼女の人生と魂から連続してつながっていたはずのものであり、昨日までと同じように、同じ姿でそこに存在するにもかかわらず、突然「断絶」してしまう、途方も無い喪失を彼女は受け入れなければならなかったわけです。その構図は、最終的にはゲルダの選択として追認される形ではあるものの、ある意味、どこまでも一方通行的です。そして、個人的にはこの、他に選択肢のない、激しく厳しい「一本の筋書き」に対する「主体」と「客体」としてのリリーとゲルダ、というのがこの作品の大きなモチーフであるような気がするわけです。

別の言い方をすれば、リリーは「願いを叶えて旅立った魂」であり、ゲルダは「願いを諦めて見送った魂」なわけです。そして、お互いのその決断の一点において、そこにいたるまでに自らのうちに得られなかったものを手に入れようとするリリーと、そこにいたるまで自らのかけがえのない一部であったものを手放すことになるゲルダの、それぞれの人生の致命的な交錯のような瞬間を象徴しているのが、駅での別れのシーンだと思うのですが、リリーを見送ったのち、真っ直ぐに、足早に歩くゲルダの姿は、砕け散ろうとする何か大きなものを必死で繋ぎとめようとする内面が蒼ざめた凄みとして滲んでいるようで、さすがにこれを見せられるとアカデミー助演女優賞はアリシア・ヴィキャンデル以外に与えようがない、という気になってきます。

さて、もう一方のリリーですが。

この作品、予告編でリリーのセリフとして「I love you, because you are the only person who made sense of me. And made me possible」という非常に印象深いフレーズが出てきていました(本編では出てきていないと思うんですが)。それを予告編で聞いていた時点では「No one else made sense of me」というリリー寄りの捉え方で「おおおお何というセリフだ」とぐっと来ていたんですが、本編を観た後では「Is that the only reason you love her?」というようなゲルダ寄りの(極めておせっかいな)観点が生じてきていて、ちょっと印象が転換した感があります。そして、この転換した後の印象自体も、もうひとつの作品のテーマに絡むような気がしています。 7 more words

Movie

Movie Review: The Danish Girl (2015)

The Danish Girl (2015)

Starring- Eddie Redmayne, Alicia Vikander, Matthias Schoenaerts, Ben Whishaw, Amber Heard, Sebastian Koch

Director- Tom Hooper

R- some sexuality and full nudity… 1,112 more words

Movie Reviews

[Last Film I Watch] The Danish Girl (2015)

Title: The Danish Girl
Year: 2015
Country: UK, USA, Belgium, Denmark, Germany
Language: English, French, German
Genre: Biography, Drama, Romance
Director: Tom Hooper
Screenwriter: Lucinda Coxon… 535 more words

Film Review

《丹麥女孩》-前衛變老土

《丹麥女孩》

前衛變老土

文 歌德古堡

大熱作品《丹麥女孩》(The Danish Girl)的確令我失望了。導演Tom Hooper過往作品如奧斯卡最佳電影《The King’s Speech》雖然我認為不算是上乘之作,但也算是穩陣的劇情電影,而改編雨果的《Les Miserables》才是他最出色的作品,剪接、選角都考功力,而Tom Hooper得的成蹟相當不俗。新作《丹麥女孩》卻是有點失水準。

Eddie Redmayne和Alicia Vikander的角色不容易演,二人的關係複雜,Eddie Redmayne演出了主角Einar Wegener渴望變成女人的內心戲,特別在電影中段他對於自身的困感和迷失,都演得三分入木,Alicia Vikander演太太Gerda Wegener,又是另一種複雜的情感,面對相處多年的丈夫變成姊妹,內心不知所措但外表卻強捍得很,撐起了二人,同時面對畫畫事業高峰,身心疲累。Alicia Vikander的發揮不比Eddie Redmayne少,二人複雜關係後來還加入了飾演Einar老朋友的Matthias Schoenaerts,頓時變成了三角錯,的確產生了化學作用。

雖然演員出色,美指和服裝合格有餘,但電影《丹麥女孩》裡的Wegener夫婦卻遠離現實。Gerda Wegener本身是雙同性戀,在巴黎公開跟多位女性有親密關係,而Einar Wegener更是首名接受變性手術,明明Wegener夫婦是這麼前衛,但電影卻是婆媽老土得很,沒有前文後理的劇本把Einar塑造得有如人格分裂、性向成疑的怪人。講述男扮女裝的Einar如何受到社會壓迫的情節只有一場街頭打鬥。還有編劇Lucinda Coxon一時以Einar為第一身,一時以Gerda為第一身的描述方式也太過混亂了。 6 more words

Motion Picture