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Fashion

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Hiroi-sensei and his apprentices

In this post, Hiroi-sensei highlights his own experiences as an apprentice and the many years he instructed others. He describes the apprenticing process and the years of dedication necessary to become a master top-maker. 2,028 more words

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廣井先生と弟子

廣井先生自身が見習いだった時の経験や、長く弟子に独楽づくりを教えていた年月について語っている。弟子入りのプロセスや独楽職人となるために必要な年数などについて説明している。

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ポーラ・カーティス:で、続いて、あのう、先生の弟子としての経験を、ま、少し説明していただけませんか。

廣井道顕:弟子としてのって?

ポーラ:はい、あのう、江戸独楽の弟子として、ま、最初に習ったときは、まあ、先生には一番難しいところはなんでしたかとか、そのような経験について少し説明していだたけませんか。

廣井:あぁ・・・はい。一番難しかったのはね、独楽がよく回るか回らないか。どうしたらよく回るのかなぁっていうのが、最初よく分らなくて。難しかったのは、それが一番ですね。それは今も、そうなんですけど、同じなんですけど。いかによく回して、どう、いろんな動きが、その独楽の力によって、いろんな動きを、こう作り出すっていうか。それの基本・・・が、その、独楽が回るように作るっていう、それが一番、何年も・・・あー、何年もどころでないね。未だに、そうなんですけども。それがやっぱり一番難しかったですね。

ポーラ:今も、あのう―

廣井:今も。

ポーラ:先生の弟子は、あの、今も先生の弟子は同じところが一番難しいと、あの、思っていますか。

廣井:あぁ、弟子たちはどう思ってるか、分らないですけど。多分同じ、だと思うんですけどね。で、独楽の場合は、すぐ分るんですよね。よし、良い悪いが。いくらこう形ができても、回してみるとガタガタになってれば、ね、いいもんでもないし。だからその点がね、一番難しいところで。多分今も弟子たちも同じ悩みに、悩んでると思うんですけどね。

ポーラ:先生は初めて弟子を受け入れる時はいつでしたか。

廣井:ええ、はじめて弟子を・・・いつごろなんだ?あぁ、袋原に行ってからだよな。ううんとね、何年前だ・・・ううん、何年前だか忘れてしまったので。結構前ですね。ここへ来る前ですから、ここへ来てもう、二十五年になるから、その前だから、三十年ぐらい前かな。

ポーラ:普通は弟子何人いますか。

廣井:最初は一人。で、さっきも話したけど、その弟子が、あの仲間をいっぱい、七人連れてきたのが、ええ、やっぱり袋原にいるとき、こっちに来る前ですね。

ポーラ:あのう、ジャネルさんがここで、あの、あの、この江戸独楽について、学びましたときは、そのときは、弟子何人いましたか。

廣井:そのときは・・・あっ、もういたんだね、七人。白石から来た弟子たちが、もういましたね、そのとき。でその他に、あのう、趣味で、ランディス先生みたく、趣味で習いに来てた弟子が、うーんと、あんとき何人いたんだ・・・天野さん、神(じん)さん・・・うんと・・・鈴木さん、残間(ざんま)さん・・・あぁ、あとは島村さん、渡辺さんとか・・・あと誰がいる・・・天野さん、神さん、・・・純名(じゅんな)さん、鈴木さん・・・いやあと、あっ!きょう、ん?京谷(きょうや)さんその頃だっけか。袋原にいるときだ。きょうやさん・・・

夫人:あとほら、神さんたち。

廣井:だから、天野さん、神さん、それから、残間さん、鈴木さん、京谷さん・・・

夫人:うん。それぐらいだよ。

廣井:趣味の人そんなもんだっけ。あぁ、でランディス先生もさ。

夫人:うん。んだ、それぐらいだ。

廣井:趣味、の人が六人。でその他に、プロの・・・あっ、篠村さん最初は趣味で、あぁ、最初からプロになるって来たんだっけか、篠村さんが。

夫人:うん。

廣井:だからプロになるっていう人が、今言ったの白石の七人の他に、あと丸森からと、あとそれから、今の登米からと、二人、参加しているから。ええと、七人と二人、九人か。

夫人:うん。

廣井:九人、これはプロを目指して、プロだった人で。であとの六人はあの趣味でアマチュアで。だから全部で十、あ、森本さんもいたな。

夫人:うん。んだ、森本さんいた。

廣井:だな。そうすっと何人なんだ。十五・六人いたね。へへへ。だから入れ替わり立ち替わり来たんだよな。

ポーラ:で、あの先生の弟子はたいてい男性ですか、女性ですか。

廣井:女性の弟子はね。ええとまずランディス先生はじめとして、じんさんの奥さんだべ。それから・・・山田さんがいたか。ええと・・・女性の弟子は・・・

夫人:うん・・・うん・・・それぐらいだっちゃ。

廣井:そんなものか。あれなんかもっと誰がいたような・・・

夫人:うん。女でいねえっちゃわ。

廣井:三人だけか。女性三人ですね。

ポーラ:プロまでは、あのう・・・

廣井:うんん・・・やっぱり・・・

ポーラ:誰もいないんですか。

廣井:趣味の人はまだプロになった人はいないんですけど、プロ以上の人はいるんですよ。でもそれで、それで生活してるわけではないんですけど・・・

ポーラ:弟子になる人は何歳ぐらいですか。はじめ、はじめ―

廣井:初め来たとき?

ポーラ:はい。

廣井:何歳ぐらいで。あの頃みな三十代かな。

夫人:うん。

廣井:そうだな・・・三十代でした、ね。うん。男性の場合は、一番、年かさの人は誰だ。

夫人:うん。あのあたりんときみのるくんあたりでなかった?

廣井:みのるくんだからずっと若いべあの頃。

夫人:若いかったがいや?

廣井:まだ子供だ。

夫人:んだっけか?

廣井:そうそう二十代だべ。三十代だ。

夫人:で、誰、誰だべ?

廣井:三十ぐらいになってたのか。やっぱみな三十代だな。

夫人:なってたんだっちゃ。うん。

廣井:一番年上の人・・・あ、渡辺さんか。うん。渡辺さんって人が一番年上。これはあの、丸森っていうところ、の人なんですけど。うんとね、その人も面白いちょっと話があるんですけど。その人はね、こいつの妹の旦那が、これ丸森出身なんですけど。で、この妹の、結婚した相手の旦那さまが、旦那が、あの町長の丸森町の、町長の運転手をやってたのね。そんであのう、丸森に何もこう名物がないから、何か作りたいんだって話が、よく聞かされてたんだって。であのう、あるときね、そんであの、丸森で、何か作ろうっていう話になったときに、あのう、こけしをやってる人が一人いるっていうことで、でその人に何か作ってもらうかっていうことになって。で話をしたんだけど。あぁ、連れてこい、あ、作った品物どんなんだか見してくれって言ったのかな。

夫人:うん。そう。

廣井:そしたら品物を持って来たんだけど、なんかちょっと笑っちゃうような、品物で。あのう、その人は新型のこけしの、白木を専門でやってた人で、自分で作ったわけでなくて、注文出て白木を作ってた人で、自分で何かを作ったっていう経験はなかったみたいなのね。でね、その人を連れて、来るからっていうことで、役場のあのときは・・・町長が来たんだっけか?役場の町長と、あぁ違う。助役だ。

夫人:うん。助役だ。

廣井:助役と・・・うんと商工課の、課長だか。なんか三人来たような気がするな。

夫人:うん、三人来たな。

廣井:町長も来たのかな・・・とにかく三人で役場の人が、こいつの妹の旦那が連れて、うちに来たのね。そしてあのう、丸森の名物になるようなものを、うん、考えているだけど、何か良い物ないですかって来られて。そのときにね、んで、あの、ではっつうんで、作ってやったのは、ええとね、こういう、あれ鉛筆ねぇかな・・・。うんとね、こういう形の・・・こういうところに・・・うん、こういう独楽をここに三つくっ付けたんですよ。

夫人:うん、三つくっ付けた。

廣井:こう一、二、三って、こういう形に。こういう独楽をね、作ってやったのね・・・・・・で、こういうの作ってやったけ、その人たち何だか分からなかったの。んでね、これあの日本語にすると、丸い、これも丸い・・・丸い、木が三つだから。丸いところに木が三つだから、丸森となるんですよ。

で、これを作って見してやったっけ、その人、役場の人たちがビックリして、わぁこれは良いっていうことで。ほんで持って行って、でその今言った渡辺さんっていう人に作らせて、丸森名物として、売り出して。で今も作ってるっつったな。なんか今も作って、どこで売ってるかは分かんないんですけど、なんか、今でも作ってるそうです。だから、少しずつは売れてるのかも分かんないね。どういう売り方してっかは分からないんですけど。でそのとき、初めて、その渡辺さんって方と会って、で是非、あの弟子にして、教えてほしいって役場の人にも頼まれて。で来たら、お前とといくらも歳違わないんだよな。

夫人:うん。

廣井:でその人が一番年上だし、経験もいっぱいある人で。今も、その人の作った品物店にいっぱい置いてあるんですけども。もしかすっと今日来るかも分かんないね。きのう電話でなんか今日、来るようなこと言ってたな。その人一番上ですね。

ポーラ:で、江戸独楽の弟子から職人、ま、個人の職人までの過程は何年ぐらいかかりますでしょうか。

廣井:ううん、やっぱり十年はかかりますね、どうしてもね。であのう轆轤にのって削れるようになるのにやっぱり半年、一年はかかるしね。それから、色々なものを覚えて。やっぱり何でもできる前田君みたく今、今の前田君だって十年かかってますからね。十年かかりますね。

ポーラ:そのときから他の外国人の弟子はいましたか。

廣井:いやその後は、弟子になった人はいないけども、あの好きで集めてくれた人は、やっぱりランディス先生の紹介で来たのかな。ランディス先生の友達でね、ニュートンさんって方が、でランディス先生がほらあの、七ヶ浜のあそこ何だ高山?アメリカに帰った後に、ニュートンさんが入ったんですけど。ニュートンさんしばらくうちに来てたんだけど、地震なる前にどっか引っ越したのかな。あぁ岡山だかどっかに移るんだって言ってたんだよな。だから地震には遭わなかった気がするんですけどね、津波にはね。

でその他にはあの、スウェーデンの方と、デンマークの方と、あとどこだっけ…えぇどこの国の人だっけな。あぁそれともう一人いたんだよな。アメリカの人かな。まぁ教会関係の、人みたい。であの、木靴なんかもらったね、デンマークだか、スウェーデンだかの…木靴っていうのはオランダのかなと思ったら『違うんだ』なんて。『私の方が本場です』なんて。木靴どこかにあるんだよな、探せばあるんだけども。でよく、あの来るとねあの、さくらんぼ作ってあげたのね。なんかさくらんぼ、チェリーが好きだからってんで、そのチェリーの独楽。したっけ、あのスウェーデンだかデンマークの方行くと、赤ばかりでなくて紫のもあるし黄色のもあるし、色々あるんだからなんて。いろんな色を付けてくれって。でいろんな色を付けてあげて、喜ばれたことがありますけどね。

ただ、弟子にまではならなかったなあ。でそのうち、なんか…ううん、でなんか時間、任期切れとか何だかで、国に帰らなきゃならないんだって。で二人、デンマークの人とスウェーデンの人を二人同時期に、国に帰ってしまって、それ以外会ってないですけどね。もう一人ね、だれ、なんつったか、あのニュートンさんは毎日来たんだよな、あの岡山に移る前、まで。んで地震が、起こる前までは来てたんですけど。だから多分あれ、すれすれで岡山行ったかも分からないよな。でニュートンさんは、あそうだランディス先生が連れてきたんだ。そうだそれであの、弟子になれってランディス先生に言われて、半分その気になったんだけど、私には無理ですっつうて。へへへ。弟子にはならなかったんだな。きれいな人でね。へへへ。会うとポーとするんだ。あはははは。

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